結婚内祝いギフトに添えるメッセージカードはどのようなものがいいの?便利な文例や書き方もご紹介。
結婚内祝いで贈る品物を決め、熨斗も決まったらあとは感謝の気持ち、思いを一言添えた心のこもったメッセージカードをつけて渡したいですよね?この時自分でメッセージを考えると、具体的にどんな文面や言葉がいいのかわからなくないですか?そこでここではどのようなメッセージカードがおすすめか、具体的な例文も含めて紹介していきます。
結婚内祝いのメッセージの文例は?
結婚内祝いのメッセージは、結婚を祝ってくれた方に対して感謝の気持ちを添えることが目的なのでそのような文面を考えましょう。そのほかに「家」として初めて発信されるメッセージであるのもポイントです。そこで今後の抱負なども盛り込めるといいです。もらった側がこの新郎新婦、新たに夫婦となった二人にエールを送りたくなるような内容にしましょう。 結婚内祝いのメッセージの内容は基本的に以下で紹介する3つの要素を盛り込むとよいです。まずはお祝いのお礼と感謝です。これは結婚内祝いのお礼状に欠かせない大切なものです。祝ってくれたことに対する感謝の気持ちを伝えます。そして結婚祝いの品物をいただいて大変喜んでいることも合わせて伝えておきましょう。このどちらも入っていると、丁寧な文面となります。
2つ目の要素は今後の抱負です。幸せな家庭を築いていきたいという気持ちを込めて文面を考えましょう。別に長文にする必要はないです。しかし一言でもいいですから、相手に伝わりやすいオリジナリティのある言葉・フレーズを考えてみるといいです。
3つ目の要素は挨拶です。「今後ともよろしくお願いします」といったメッセージで締めくくりましょう。中には友人や兄弟姉妹にメッセージカードを出す場合もあります。親しい関係の人だと砕けた文面になりがちですが、礼儀に沿ったあいさつ文を作成しましょう。また「お近くにお越しの際にはお立ち寄りください」といったあいさつで締めくくるのも定番です。特に結婚を機に新居を構えたなどあれば、この言葉があると相手に喜ばれます。
具体的な文例について紹介
具体的にどんな文を書くとよいのか分からないという方のために、一般的な文例を紹介いたします。
私共の結婚をお祝いいただきありがとうございました
ささやかではありますが 内祝の品を送らせていただきました
本来であれば直接会って御礼申し上げるべきところ郵送にて失礼いたします
2人協力して 笑い声の絶えない家庭を作って行きたいと思っています
今後もよろしくお願いいたします
私共の結婚に際しまして お心遣いいただきありがとうございました
この度○○をいただき 心よりお礼申し上げます
毎日使わせていただき 重宝しております
これから2人力を合わせ 明るい家庭を築きたいと思っております
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします
結婚内祝いのメッセージカードはどんな種類があるの?
結婚内祝いのメッセージを考えるだけでなく、使用する便箋やメッセージカードの選び方についても気を付けましょう。目上の人に対しては、厚手の白便箋をベースにしましょう。縦書きの方が横書きと比較してフォーマルなので、目上の人に贈るのに適しています。基本的には無地のものが失礼ではないです。ただし、ウェディング柄や季節ごとをあしらったもので控えめなものであれば問題ないでしょう。
メッセージカードで気を付けるのは、はがきを避けるべき点です。はがきだと文面がだれの目にも触れてしまうからです。親しい相手の場合には、多少自由に記載しほどけた文章でもいいでしょう。手作りのアイテムを準備するのもいいですし、ふたりの写真のついたメッセージカードを贈るのもおしゃれです。
メッセージカードは挙式の準備などで忙しければ、印刷されたものを贈ってもいいでしょう。しかし手書きの文字の方が温かみもあって、時間的に余裕があればベターです。印刷のものでも、一言直筆のコメントを添えると印象が良くなります。
筆記具は毛筆や万年筆、筆ペン、インク式のペンが好ましいです。色については黒もしくは青のものを準備しましょう。しかし毛筆や万年筆を使い慣れないので上手に書けない人も出てくるでしょう。その場合には、ボールペンを使っても問題はないです。
封筒の使い方にもマナーがある
メッセージカードを封筒に入れる場合にも気を付けるべきマナーがいくつかあります。まず便箋は2枚以上入れるのがマナーです。しかし中には手紙が1枚に収まってしまう場合もあるでしょう。そのときでも白紙の便箋をもう1枚入れて2枚にします。結婚内祝いに添える場合には、封筒には封をしてはなりません。もし封をされていると信書扱いになるため、配送サービスで使えない恐れがあるためです。
便箋の入れ方ですが、和封筒の場合、三つ折りにして出すのが一般的です。便箋の下1/3を折り上げ、続いて便箋の上1/3を折り下げます。そして書き出し部分が封筒の表、かつ上側に来るように入れましょう。メッセージカードの場合、横型の洋封筒を用いるパターンも多いでしょう。その場合には四つ折りで封筒の中にしまいます。
もっと喜ばれるアイデアは?
結婚内祝いのメッセージカードで人気なのは、季節に合ったあいさつを添えることです。日本には四季があって、それぞれに異なる美しさがあります。それを伝統的に愛でてきたので、季節感をメッセージ中に出すと粋に感じられます。季節の挨拶のほかにも便箋も季節感のあるものを使うのもおすすめです。このようなさりげない心遣いが、もらった側の好印象につながります。
日本語のみの文章だと、少し硬めの文面になりがちです。目上や年配の方の場合、多少フォーマルな文面の方がいいかもしれません。しかし親しい友人などにメッセージカードを贈る際には、多少くだけた文面でも問題ないでしょう。例えば「We have just married!」(私たち結婚しました!)といったような英文を一言添えるだけでも、メリハリが出てきます。このような遊び心を多少ちりばめると、オリジナリティあるメッセージカードになります。
写真付きのメッセージカードもおしゃれ
結婚内祝いのメッセージカードの中でも人気なのは、写真入りのものです。結婚式・挙式の模様の写真を添えてメッセージカードを制作すると、参列者はその時を思い出しやすくなります。また結婚式にあいにく出席できなかった人にとっては、当日の模様を具体的にイメージしやすくなります。
写真の場合、和装と洋装いずれかを選択してもいいですし、両方を組み合わせたレイアウトも考えられます。カップルだけで撮影してもいいですし、両親も一緒の写真や両家集合の写真をメッセージカードにつける方法もあります。両親の方で自分の知り合いにメッセージカードを贈りたいといった場合にはお勧めです。
もし自分たちの写真をメッセージカードに取り入れるのが恥ずかしければ、例えば披露宴の時に飾られた花を撮影する、花嫁の持っているブーケの写真など、当人が写っていなくても結婚式を連想させるような写真をメッセージカードに含めてみませんか?このように写真を入れることで、メッセージカードが文章だけのものと比較して華やかになります。写真の入れ方もいろいろと考えられるので、サンプルなどを見ながら自分たちのイメージ通りのものを探しましょう。
まとめ
結婚内祝いのメッセージですが、入れるべき要素が入っていれば、それ以外は比較的自由に作成しても構いません。結婚を祝ってくれたことや結婚祝いをいただいた感謝の気持ちが伝わるような礼状にしましょう。結婚式前後は忙しいので、なかなかすべての人に手書きのメッセージを送るのは難しいかもしれません。その場合には印刷でも構いませんが、一言手書きで何か文章を添えると温かみが出てきます。早めにどのような結婚内祝いのメッセージをどうするか、シミュレーションしておくといいです。写真などを入れてオリジナリティを出すのもありです。